BLOG ブログ
全国専門学校対抗陸上大会にトレーナー帯同|競技間のケアと救護活動

【活動概要】
10月3日(土)、全国専門学校対抗陸上大会にSAMONAのトレーナーが帯同し、救護ブースで選手のコンディショニングや応急処置、テーピングなどを担当しました。
対象は専門学校に通う学生選手です。陸上競技では、短時間に高い負荷がかかる種目も多く、競技後の筋疲労や痛みだけでなく、「次の競技までにどのような状態へ整えるか」という視点も重要になります。
今回は8:00〜16:00まで活動し、下肢を中心としたさまざまな相談に対応しました。
【大会当日の様子】
救護ブースでは、ハムストリングスやふくらはぎなど、下肢の疲労や張りに対するケアの相談が多くみられました。
そのほかにも、
・ハムストリングス、ふくらはぎへのテーピング
・足関節の内反を抑えるためのテーピング
・ハムストリングスへのコンプレッションテーピング
・腰部の痛みに対する対応
・腓骨筋腱周辺の炎症症状への対応
・股関節周辺の痛みに対する対応
などを行いました。
陸上大会では、一度対応して終わりではありません。選手によっては次の出場種目が控えているため、「次の競技は何時なのか」を最初に確認し、その時間から逆算してケアを進める必要があります。
【今回対応した主なケガ】
特に多かったのは、ハムストリングスやふくらはぎといった走動作で繰り返し使われる筋肉へのケアでした。
ただし、疲労しているからといって同じ対応を行うわけではありません。選手の症状や疲労度、次の競技までに残された時間などを確認しながら、ストレッチ、アイシング、テーピングなどを選択しました。
今回の現場では、手技によるケアを長時間行うというよりも、ストレッチを中心に身体の状態を整える場面が多くありました。
足関節に不安のある選手には内反方向の動きを抑えるテーピングを行うなど、それぞれの状態や競技動作に応じたサポートも行っています。
ケア後には、痛みの軽減や走りやすさの改善を感じる選手もいました。
スポーツ現場では症状を完全になくすことだけを目標とするのではなく、限られた条件の中で「来たときの状態からどこまで良い変化を出せるか」を考えることも重要になります。
【スポーツ現場で求められる判断】
今回の活動で特に意識したのが、「時間」と「情報」です。
治療院では一定の施術時間を確保して身体を評価できますが、大会会場では必ずしも十分な時間があるとは限りません。
次の競技まで時間がなければ、短時間で選手から必要な情報を引き出し、
・どこに症状があるのか
・いつから症状があるのか
・どの動作で問題が出るのか
・次の競技はいつなのか
・現在どの程度疲労しているのか
などを整理しながら対応する必要があります。
そのうえで、「今はストレッチが適しているのか」「アイシングを行うべきなのか」「テーピングによるサポートが必要なのか」などを判断します。
技術だけでなく、短時間で評価し、優先順位を決めて対応する力がスポーツ現場では求められます。
また、施術者側だけで判断を進めるのではなく、現在の身体の状態や実施しているケアについて選手本人と共有しながら進めることも大切です。
【今回のトレーナー活動を通して】
今回の大会では、治療やトレーナー分野を学んでいる専門学生も多く、身体の状態について専門的な言葉を用いてコミュニケーションを取れる場面が多くありました。
一方で、普段の整骨院では身体に関する専門知識を持っていない方への説明が中心になります。
相手の知識や理解度に合わせ、
「なぜこの評価をするのか」
「現在どのような状態なのか」
「なぜこのケアを選択するのか」
を分かりやすく伝えることも、トレーナーや柔道整復師に必要な能力の一つです。
今回の活動を通して改めて感じたのは、スポーツ現場ではテーピングやストレッチなどの技術だけでは十分ではないということです。
限られた時間の中で必要な情報を集め、状態を評価し、その選手にとって適切な対応を選択する「瞬時の判断力」が求められます。
今後はさらにテーピング技術を高めるとともに、急性症状が発生した際にも適切な評価や対応、選手への指示ができるよう経験を積んでいきます。
【SAMONAでスポーツに関わる仕事を】
SAMONAでは、整骨院での外傷・運動器疾患への対応だけでなく、パーソナルトレーニング、運動療法、アスレティックリハビリテーション、スポーツ現場でのトレーナー活動にも取り組んでいます。
院内で身体を丁寧に評価する経験と、大会会場で限られた時間の中で判断する経験には、それぞれ異なる学びがあります。
日々の臨床で身につけた評価力やコミュニケーション力をスポーツ現場で活かし、現場で得た経験を再び臨床へ還元する。SAMONAでは、そのように施術だけに限定されないトレーナー・治療家としての経験を積める環境づくりを進めています。
スポーツ外傷やアスレティックリハビリテーションに興味がある方、柔道整復師・鍼灸師・トレーナーとしてスポーツに関わる仕事をしたい方は、ぜひSAMONAの店舗見学や会社説明にお越しください。
